現在、曳行されている上地車は、江戸末期から明治期に製作されたものが多く、その頃に地車に彫刻をおこなった彫刻師は、独自の世界観を持っており、今なおその魅力は地車彫刻を見るものに存在感を放っている。
その中でも大阪彫物師である相野一門、小松一門、堺彫物師である西岡一門は、上地車彫刻の世界において見るものをうならせる作品を残している。ここでは、地車、太鼓台を通して各一門の世界観をご紹介したいと思います。
彫又の世界
相藤の世界
小松の世界